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メズム東京で“COOLに行く!”ってどんな感じ?

取材・リクラボ 久保亮吾  撮影・大崎 聡

メズム東京が目指すのは「ワンストップサービス」。料飲サービスと宿泊サービスの間の垣根は無く、だからこそ唯一無二のサービスと空間演出ができると考えている。今回はすでに仲間入りしているお二人に、その真髄を聞く。「COOLに行こうぜ!」ってどんな感じ?

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オペレーションチーム クルーリーダー 小川 悠さん
小川さんがメズム東京に対して感じた魅力とはなんでしょう?
ホテルだけでなく、街全体がゼロから作り上げられていく大きなプロジェクトだということに大きな魅力を感じました。新しい街の名前が「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」ということになるわけですが、商業施設と劇団四季の新劇場、そして私たちのメズム東京と、すべてが新しい施設で構成されます。
私はマンダリンオリエンタル東京とハイアットセントリック銀座東京でキャリアを積んできましたが、どちらも日本橋と銀座という、もともと街に人があふれているような場所に建っているホテルでした。でも、今回はちがいます。竹芝には人はあふれてません!(笑)。つまり、私たちが魅力ある街を作らなければお客様は来てくれない。「メズムに行きたいから竹芝に行こう!」と、そういう場所を作らなければいけないということが、私にとっては魅力的な仕事と感じました。
小川さんはホテルでずっと料飲(レストラン)を担当していますね。でも、今回はワンストップサービスだから、宿泊の仕事もやる必要があるのでしょう?
はい。新たな挑戦ですね。ここでは料飲と宿泊の垣根がない。でも、それって凄くカッコイイことだと思いませんか? 生沼GMはよく私たちに「COOLに行こうぜ!」って言うんです。例えばですが、料飲の人間であっても、何かあった時にササっと宿泊の仕事ができたらとてもCOOLですよね。お客様が「これってフロントの人に頼まないといけないよね」っていう仕事でも、「あ、私がやりますよ」って即答できたら、かなりカッコイイですよ。
日本ホテルに入社してから、東京ステーションホテルで宿泊の仕事をさせてもらっています。これも凄く大きな経験で視野が広がりました。私が料飲出身だから思うことかもしれませんが、お客様の目の前で行うサービススキルとしては料飲のほうが宿泊より難しいと思っています。だから、料飲をやってから宿泊の仕事をマスターできたら、たぶんホテルマンとしては最強じゃないでしょうか。
小川さんが仕事で大事にしていることは。
お客様と私たちがWIN-WINになることです。私はレストランのレセプションの仕事が長いので、お店を予約されるお客様と細かなお打ち合わせをすることも多かったのです。相手は大手企業の秘書の方など、接待のための予約が多かった。その時に心がけていたのは(どうやったらホテルのサービス担当者がやりやすいかな?)と考えながら事前の打ち合わせをすることでした。
お客様の要望のすべてを単純に飲み込むのは簡単ですが、実はそれではお互いにハッピーじゃない。こちらのパフォーマンスが最大になるよう、ある意味ではお客様をこちらの手の平で転がすようなことができたら、実はそのほうがお客様の喜びも大きくなり、こちらに対する信頼も高くなるんです。決して悪い意味ではなく“手玉にとる”というのはWIN-WINを作るコツだと私は思っています。
メズム東京でやりたいことは。
開業まではお花やお土産など、ホテルの細かなアイテムを選定する仕事に関われたら嬉しいですね。そういうものを選ぶのが好きなので。
開業後はスタッフのタレントが花開くようなサービスチームをつくりたい。お客様から「歌ってよ」と言われたら、恥ずかしがって逃げるんじゃなく「歌います!」って喜んでステージに行くような雰囲気にしたいです。私ですか? 歌いますよ。ABBAとか得意です(笑)
今の職場で「仕事ってあんまりおもしろいものじゃないなあ」なんて思っている人こそ、私はココに来てほしいです。そういう人に「ああ、仕事っておもしろいんじゃん!」と思わせたい。新しい扉を開くために、メズム東京にジョインしてほしいです。
【profile】小川 悠(おがわ・はるか)
2011年3月神田外語大学卒業。同年4月マンダリンオリエンタル東京入社、フレンチレストラン「シグネチャー」レセプショニスト。2012年地中海ブッフェ「ヴェンタリオ」スーパーバイザー。2015年広東料理「センス」スーパーバイザー。2016年地中海ブッフェ「ヴェンタリオ」スーパーバイザー。2017年ハイアットセントリック銀座東京入社、NAMIKI667チームリーダーを経てF&Bコーディネーター。2019年5月 日本ホテル株式会社入社、メズム東京 開業準備室 オペレーションチーム クルーリーダー。
小川 悠(おがわ・はるか)
オペレーションチーム アシスタントマネージャー 清水 岳さん
清水さんがメズム東京に対して感じた魅力とは?
やはり、最大の魅力は唯一無二のホテルをブランドスタンダードにしばられずに作っていくということですね。私も外資系ブランドのホテルでは開業を経験しましたが、ブランドスタンダードはすでに作り上げられたものがありましたので、それに基づいて仕事を進めるのがこれまでのホテルでした。しかし、ここではその制約がありません。いかに自由な発想で、いかに新しいものを作り上げるか。それは、とても魅力的な仕事と感じました。
それと、メズム東京の3つのコアバリュー、Conscious(意識的に)、Fluidity(流動的に)、Influential(影響力を持って)という考え方で作り上げていくサービスも私自身が目指すものとドンピシャだったのです。
メズムらしい、象徴的シーンを教えてください。
例えば、ゲストがロビーにお越しになり、フロントのスタッフがレストランの場所を案内する。これは、ホテルでは当たり前によくあるシチュエーションだと思います。
これがメズム東京だとひと味違うと思ってください。案内したフロントスタッフがそのままレストランに入っていって、お客様にメニューを見せてオススメの料理を説明し、時には、お料理のオーダーをとり、ソムリエナイフでワインを抜栓することもあるのです。
そして、レストランの入り口にはフロントの端末も置いてあって、そのお客様の次回の宿泊予約状況まで確認できるわけです。
これまでのホテルではあった垣根を無くすことで、今までにない角度のサービスを創造することができるはずです。
清水さんはシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル時代から生沼GMと一緒に働いていますね。
シェラトン時代に生沼さんがマルチエキスパート部という、部門の垣根を超えてお客様と接するチームを作ったことがありました。その頃から、私は生沼さんが理想とする仕事のあり方を間近で見てきたと思います。それを私は勝手に「生沼イズム」と呼んでいます(笑)。この「生沼イズム」が完成するのがメズム東京なのではないでしょうか。
サービスの考え方だけでなく、組織の作り方についても私は生沼さんの考え方に強く共感しています。スタッフを大事にする、いわゆる“逆ピラミッド”の価値観は心から見習いたい。「人が大事だよー」と口では言っていても、なかなか生沼さんのような熱いパッションで実行できている人は少ないと思います。
ちなみに、私のシェラトン時代の異動はすべて生沼さんが勧めてくれたものです。あの時のキャリアがあったからこそ、今ここでメズムの仲間になれたと思っているのでとても感謝しています。
人事を経験したことも貴重でしたか。
とても貴重でした。人事という部署にいくことで、それまでは見えていなかった位置、つまり会社側の立場に立った物の見方をすることもできるようになりました。
なにより、人事の経験がなければ2019年5月という早いタイミングでメズムに入ることはできなかったでしょう。
私は現在は採用活動を主な担当業務にしていますが、開業後はオペレーションに入ります。こういう柔軟な動きができるのも人事を経験していたからですね。
集まりつつあるメズム東京のメンバーと接して、どんな印象ですか。
めちゃくちゃセンスがあって、発信力の高い人が多いです。そういう方々と仕事をしていると、自分の概念の外からアイデアを放り込んでこられるので、本当に刺激的だし勉強になります。
先日も、会社説明会の時に集まっていただいた方たちに飲み物を提供するので、「どんな飲み物がいいか?」と相談したんです。そうしたら、リンゴとシナモンとバターをエスプーマにかけて泡状の液体をつくり、それをラムと紅茶を混ぜたドリンクの上に乗せようって話になったりするんです。そんなのって思いつきます?(笑)こう言った発想が実現できることこそが、生沼イズムの「COOLに行こうぜ!」ということだと思っています。
清水さんの今後は。
“発信者になりたい”というのが、私の中ではずっとキーワードとしてあって、お客様に対しても後輩や同僚に対しても良い影響を与えられる発信者でありたいです。生沼さんは発信者としては最良のお手本だと思います。見習いたいところが多々です。
今後は、まずはメズム東京の開業という仕事をしっかりやりきること。そして、その後については日本ホテルという会社に入ったことで、これまで意識していなかったキャリアも身近になったと考えているので、どんどん仕事の領域を広げていきたい。例えば本社で人事の仕事をするのも魅力ですし、さらなる新規開業に入っていくのもおもしろそうです。これまで宿泊部長が将来の目標と思っていた中で、日本ホテル株式会社に入社してからは、オペレーションのトップであったり、新規ホテル開発のお仕事や日本ホテル本社のお仕事など、視野が広がりました。
【profile】清水 岳(しみず・がく)
2008年3月国士舘大学卒業。同年4月シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル入社。宿泊部ベルサービス、ハウスキーピング、OASIS、フロントオフィス、コンシェルジュを経験後、2012年12月人事総務部へ異動、採用担当を経て人材開発担当。2016年12月ヒルトンニセコビレッジ 入社、宿泊部フロントデスク スーパーバイザー。2017年9月 モクシー東京錦糸町 入社。同年11月オペレーション スーパーバイザー。2019年1月ナイトマネージャー。2019年5月 日本ホテル株式会社入社、メズム東京 開業準備室 オペレーションチーム アシスタントマネージャー。
清水 岳(しみず・がく)

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