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リクラボコンサルタント日記(ホテルの求人について)

後藤ですーーー

皆さん転職をする際、どこに優先順位を置きますか?
ブランド、勤務地、給与、タイトル(役職)などなど。
答えは一つではないとは思いますし、状況にもよるでしょう。

私がアドバイスする一例としては
◆20代の方の場合:ブランドも大切です。ある程度以上の規模のホテルや歴史のあるホテル、ワールドワイドに展開しているホテルでがむしゃらに頑張ってみてください。

◆30~50歳位の場合:ブランドばかりではないですよ。タイトルや給与に執着することも必要です。
この年代になるとライフスタイルに変化が生じる場合があるためです。家族を養う方もいるでしょう。プライドばかりでは生き抜けません。立ち位置を客観的に見極める必要があります。

年齢に応じてやってなければならない業務、経験があり、年齢に応じて取ってないといけない、タイトル、給与はやはりあるわけですね。
転職は現状打破の安易な手段ではないですし、優先順位は客観的に自身の市場価値や将来と現在を分析して判断すれば意外と新たな選択肢も見えてくるものです。



久保ですーーー


人間はそもそも

「今いる場所よりも外にはもっと幸せな場所がある」
という感覚を持っている種族なのだと思います。
古風に言うと、隣の芝は青く見える、
洋風に言うと、フロンティアスピリット、
の原点かもしれません。

この“まだ見ぬ楽園を目指す”という行動原理によって、現在の人類の繁栄はあるわけです。
遠い昔、アジア人が北へ向かい北米大陸まで渡ったことも、そういう行動原理に基づくのでしょう。
新たな世界へ冒険することで、今よりも幸せを得ようという考え方です。

転職の時というのは、この価値感が思いっきりその人の思考を支配する場合があります。
「今いる場所から旅だって、外の世界に出さえすれば幸せになれるはず」
たしかにそれが正解な場合もあるのですが、冷静さを失ってはいけません。
フロンティアを目指すには、それなりの覚悟が必要ですし、困難もあります。
その困難を乗り越えてなお目指すべきかどうか。
よくよく考えれば、今いる場所のほうが幸せな場合もあるのです。

・現在地とフロンティアをきちんと比較する。
・旅立つとすれば、どのフロンティアを目指すべきかを考える。

この2つが、転職では大切です。

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